容姿・経歴・その他メモ

身長157cm
一人称:私
鳴き声:ひぃん！

〈バックグラウンド〉
　めちゃくちゃ豊かな森の中に一人で住んでいたエルダナーン。
　知人は時折訪れるアーシアンの友人ぐらいなもので、果実などの森の恵みを享受する原始的な生活をしながら、両親の遺した小さな家で暮らしていた。
　両親が遺した本や、時折友人が持ってきてくれる本や土産話を聞いて暮らしていた。……が。その友人は真顔でカスの嘘をつくタイプであったため、知識の中には間違って覚えたものも多い。特にアーシアンの文化周りは変なところを変な風に勘違いして覚えていたりする。
　癒しの術と障壁の術、そして呪歌は両親に仕込まれて使えるものの……基本的にへっぽこ。果物を取ろうとして頭に落っこちてきて泣いたりをちょいちょいするような娘。
　それ故に……森の外が、怖くて。そして、両親が眠ったこの地を離れたくなくて……森の中で暮らしていた。
　しかしそれを嘲笑うかのように、本を読んでいたタイミングで転移。べちゃっと尻餅をついてあたりを見渡してみたら知らない町。
　べそべそ泣いてぷるぷる震えながら神殿に保護され、帰りたい帰りたい……としていたが、自分が住んでいた森がどこにあるのかもわからずに愕然とする。帰還する望みはただ一つ。アルカを調査し、元いた座標へ転移する方法を見つけることだった。
　こうして、へっぽこ天然森エルフは恐怖と望みを天秤に掛けた結果、冒険者となったのでした……。
　

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