本名:京極 京次郎(本人曰く可愛くないのでできる限り打ち明けたくない)
身長:152cm 体重:かるいらしい。
彼の実家は日本に於いて重要な任務を熟す為に在った。
それこそが「暗殺」である。京極家は代々、政府からの申請を受け、国にとって不利益を齎す人間を闇に葬る使命を受け継いできた。
当然、その使命は彼にとっても例外ではない。明るい性格に見える彼もまた、国の下で殺人を繰り返す暗殺者の一人であった。
彼の人生の全てにおいて、その使命が纏わりついていた。
幼い頃から訓練を受け、武器の扱いに習熟し、そして心を殺す。彼にとって「暗殺」という行為は何でもないただのルーティーンの一部である。可愛いものや楽しいことが大好きで、いつも元気な彼も―――任務を遂行する際は冷酷な殺戮者へと変貌する。
しかしある日、任務に失敗し、死亡する。
そうして彼はエリンにやってきた。すべてのしがらみから解放された彼は、楽しいことだけを追求し続けられることに歓喜し、旅をする。
しかし、何かが足りないことに気づいてしまった。空虚で、まるで全てが意味を失ったかのような感覚は、彼の見る景色を灰色に染めていった。
そこで彼は、もう一つ大事なことに気がつく。
「自分は、人を殺さないと生きていけない」という、目を逸らしていた現実に。
彼にとって殺人は食べること、寝ることと同じように、必要不可欠なものであった。そう教育され、洗脳され続けていた。
そうして彼はリーダーにローズを擁立し、梟の一員となる。
せめてこのマジェスタの為...正義としての殺人を執行できるように。

ひとつ歳の離れた「京極 京太郎」という兄がいる。
可愛いものが好きなのは兄の影響で、任務の都合上、外見をころころ変えることが多いが「ナルミ」としての姿は兄の外見に寄せている。
兄は偏差値31くらいのアホだが、とにかく人間離れした戦闘センス・身体能力を有しており、とくに頭を使わなくても暴力団組織を一人で壊滅させたりなど大いに活躍していた。そんな彼に憧れつつも、嫉妬していた。

使用しているキャリバーは転移時に持ってきた拳銃をごちゃごちゃとカスタムして、デザートイーグル並に大きくなったもの。
トリプルガンズを取得しているが三丁目は持っておらず、靴の踵の部分に暗器として拳銃の仕組みが備わっており、キックをしたときに発砲することによって大きなダメージを与えたり、反動によって加速装置にしたり、不意を突いたりなどの使用用途がある。

アーシアンは、転生したときスキルやステータスがボーナスとして与えられたりなどの特典があるが、ナルミは初期作成時点では現代で生きていた頃と何も変わらず、何も貰っていない状態だった。ナルミ本人としては不公平に思っている。「ずるい！」

ギルド・梟に於いては貴重な「どんな人間でも躊躇なく殺せる」人材。マジェスタの規模に対してそもそも暗殺をこなすことができる人間が少ない為、基本的に夜は忙しくしている。そのせいで朝一番に依頼を確保することが難しく、目ぼしいものを取り逃してしまうこともしばしば。
同ギルドのメンバーであり恋人であるアリアとのイチャつく時間も限られて、本人曰く「最悪～！」とのこと。

女性のような外見だが実際に胸もある。もっとも、あるかないかの微妙なラインであるが、あるものはある。暗殺者としての教育の過程で、洗脳の為に中毒性のあるクスリを投与されており、その影響で女性ホルモンが異常分泌された結果である。
因みに自己認識はしっかり男であるため、浴場などでは下しか隠そうとしない。そういうとこだぞ。