ポメロ狂い。
小さなポメロと、使い魔としてポメロを所持。
後々大きなポメロとも交友を持ちたいなぁと思っている。
ついにアヴァロンポメロを召喚する術を得た。
ティーリアは力を貸していただくことを喜び、ついに騎乗戦闘に乗り出したのだった。

ポメロのことになるとおかしくなる。
いや、普段からちょっとおかしいかもしれない。

出自「変異」

「何かが変化した姿。何かはわからない。本人も覚えていない。」

ティーリアは「動物の死骸」から発生した妖精である。
分類上は「ナイトメア」とされているが、その実態はかなり曖昧だ。
悪夢を見せたりする能力はなく、そもそも本当に妖精なのか？と判断が難しい。
しかしそれは重要ではない。
彼女がなぜ発生したのか。それはきっと元となった動物の後悔の念故だろう。

悪夢を見せるのではない。悪夢を見せないため。見せたくない念が生み出した。
だからこそ「ナイトメア」なのだ。

境遇「自然の中で」

「森の中で一人暮らしていた。それでも動物たちが一緒だったので寂しくなかった。」

ティーリアは生まれてすぐ、動物たちに囲まれていた。
自分が何者なのかわからなかったけど、それでも狩りの方法や涼しい場所、綺麗な景色、美味しい水の飲める場所。それらを自分に教えてくれた動物たちがずっと一緒だったから寂しくなかった。
「なぜ？」
一度聞いたことがある。
「恩返しさ」
動物たちはよくわからない理由を答えるだけだ。
それでも心地よさを感じて、いつしか１つの目的が生まれた。

目的「？？？」

「不明。特にないのか、それともあるのか。本人もいまいちわかっていない。多分ね？」

ティーリアの目的は「動物たちがなに不自由ない生活を送ることができる世界基盤を構築する」ことである。
そのためには世界を知る必要がある。
生まれた地を離れ、遠い遠いマジェスタにたどり着き、冒険者をやっているのはそれが理由だ。
世界基盤の構築。そんなことただの妖精にはできやしない。
だからこそいつか「神」に出会い。高みを目指し、それを実現するために力をつけている。

まあ、そんなことを言ってもティーリアの性格は元の動物ベース故にかなり穏やかだ。
それを実現するのにどれだけ時間がかかるのか。それは誰もわからない。

ん？ なんでポメロに狂ってるのか？
そりゃあ、なあ？
「ぽめぽめ。動物。つんつん可愛いから」
こんなもんしか考えてないぜ？